デザインを通じて、笑顔が循環する世界を作りたい
「スクロールする指が止まるデザイン」をコンセプトにセールスデザイナーをしています
アレかおりです。
デザイナーとして仕事を始めて気が付きました。人を引き付ける商品やサービスには、作り手の思いがあふれているということに。
商品やサービスに込めた思いを汲み取って、頭の中のぼやっとしたイメージを形にし、クライアントさんとお客様を結ぶ「流れ」を作る。見ている方に安心感を届けたい、自信をつけて欲しい、人生を楽しんで欲しい、一人ではない、必要であれば私がいますという思い、言葉にしはしきれない溢れる思いを、言葉だけで届けるのではなく、言葉と共に世界観や雰囲気、伝えたい思いをデザインに込めて制作。
クライアントさんたちのお悩みを解決する商品やサービスを、必要としている方にもっと届けて、幸せに生きれる人が増えていってほしい。足りないものを与えてもらうのではなく、自分で満たしていく力をつけ、笑顔が循環していく世界を作っていきたいという思いで仕事をしています。
幸せだけど何かが足りなかった
大学を卒業後、日本・海外6か国で観光業を中心に転職・引っ越しを繰り返してきました。住む国、場所、会社を変わりながら、どこかに自分にピッタリな場所・仕事が用意されているのではないかと思っていましたが、どこにいても満たされない何かがありました。
38歳の時まで、仕事の内容、自分のできる仕事、働ける条件で仕事を選んでいた私は、コロナの影響で応募できる求人がとうとうなくなり、何もできることがない自分に直面したのです。英語が話せるようになりたいと思っていたけど、英語を仕事にするには自信がない、子育てに情熱を注ぎたいわけでもない。自分を不幸だとは思わないけど、家族をとったら私には何もない。人に用意された場所に理想を求めるのではなく、足りないことは自分で満たせる自分になりたいと思いました。
転機となったfacebook広告
人生の転機となったのは、デザインスクールのfacebook広告。変わりたいと思うけど、何をしていいのかわからず悩んでいた時に目にした、セールスデザイン講座というデザインスクールのfacebook広告。ネットビジネスに怪しいイメージがあった私は、「クリックしたら変なサイトにアクセスしてしまうのでは?」と恐怖心があり、最初はクリックしませんでした。でも、気になる。見てみようか、やめようかと何度も悩みながらクリックをしました。
バナーをクリックした後にでてきた、下へ下へと続く長いWEBページ。読み進めるうちに、「信用できるのかも」「話を聞いてみてもいいのかな」と思いました。手に職をつけたい思いをかなえてくれるかもしれないという期待はもちろんなのですが、見たWEBページはネットビジネスに疑いしか持っていなかった私の不信感を少し軽くしてくれました。
デザインソフトを触ったこともないし、学生時代の美術の成績は平均以下。自分にできるのかという不安より、挑戦したいという気持ちを抑えられず、初めて自分の預金から高額な投資をしました。
デザインスクールを卒業してからは、ビジネスを学びながら実績を重ねていきました。自分が満たされると、周りの人のことを心から考える余裕が出てくるようになり、仕事や家族・夫婦関係など人間関係もスムーズに。2021年にはフランスに引っ越しをしましたが、引っ越し後も一度ご依頼いただいたお客さまからのリピート率は74.4%。集客の流れがスムーズになり、「起業家としてステップアップできた!」「商品設定の軸ができた!」「伝えたいことが端的に伝わるデザイン!」などとお声をいただきながら、フランスの田舎で、フランス人の主人と二人の子供と暮らしています。
仕事への思い
最初は、どこにいても仕事がしたいと始めた仕事でしたが、今はクライアントさんの思いをデザインに込めていく過程に私は熱中しています。キャッチコピーは、なぜこの言葉なのか、なぜこの色を使うのか、デザインを見ている人にどんな気持ちになってほしいのか、この商品やサービスにはどんな気持ちがこめられているのか。いろいろお話をを聞かせていただきながら、時には一緒に整理をしながら、クライアントさんの頭の中のイメージを共有してもらい、デザインという形にしていく。
デザインをしていて面白いなと思うのは、どの言葉を強調するか、どの色を使うか、どのように装飾を使うかで、パッと目に入る優先順位が変わったり、印象が変わってくること。
例えば、文字を白抜きにするのか、
数字を入れるのか、数字を大きくするかなど、
同じことが書いてあっても、パッと目が行くものがあったり、数字を入れることでもっと目に入ってきたり、言葉だけではなく、デザインの力がプラスされると、もっと伝えることができる。何のために作るデザインなのか、計算をしながら、クライアントさんの頭の中のイメージを形にしています。
私にとって、キャッチコピーは花嫁さん。
スクロールする指が止まるデザインには、言葉がとても大切です。言葉がなくてはデザインを作ることはできません。
どんな方に届けていきたいのか。デザインを見る方はどんな未来を叶えたいと思っているのか。商品やサービスと届けることによって、どんな世界を叶えていきたいと活動されているのか。
ただ、デザインを作るだけではなく、商品やサービスへの想いを汲み取り、また、ビジネスの中でなぜこのデザインが必要なのか、ビジネス全体の流れを把握しながらヒアリング、制作をしてます。制作後はアフターフォローで、ビジネスの流れを再度確認し、トライ&エラーまで一緒に伴走します。
世の中には情報が溢れている。溢れているから、どのサービスや商品がいいのかわからない人は多い。必要としている人が「気になる」と思って、安心して行動できる流れを作る。私のようにワンクリックをすることで、人生が変わる人もいる。
クリックをするのに勇気が必要だったけど、あの時クリックて私の人生は変わりました。同じように行動することが怖いと思う人が、少しでも不安を取り除き、勇気を出して一歩を踏み出してほしい。悩んでいる方が、必要な選択肢を知り、踏み出す勇気の一歩の背中をポンっと押せるような入り口をクライアントさんと一緒に作っています。
最後に
どこにいても、何をしてても、与えてもらう幸せではなく、自分で幸せを作る。一人一人が満たされていていて、笑顔と思いやりが循環する世界を作りたいです。
私は、自分の中で生まれる感情に素直に気づき、「私は、私がいい」と思える人生を過ごしていきたい。
クライアントさんには、私と一緒にデザインを作ることによって、思い描く未来を叶えていけるように、ビジネスに寄り添い、共に成長していくデザイナーでありたい。
そしてさらに、デザインの先のお客様へ、選択肢を知り、一歩を踏み出すために背中をポンっと押せるデザイナーでありたい。
自分の幸せは自分で作れる人が増えていき、一人一人の人生が豊かになる。満たされ、心の余裕を持つことで、笑顔と思いやりの循環が始まる。心の奥底からの笑顔は幸せな世界を作っていきたいと思いデザインの制作をしています。